yes代表の吉川先生にインタビューを行いました!

設立の経緯を教えてください

JIADSエンドコースの講義では、限られた時間で優先的に教えるべき内容に絞って講義を行うこととなります。そのため、修了した先生方がいざ臨床に入られたときに「実際にやったらうまくいかない」「どうしたらいいんですか?」という相談を受けることがありました。

歯科の臨床においては、覚えたての知識や理解したつもりの技術はすぐに実践で活かせるものではありません。今までに培った経験や技術など、匠の技的なところがどうしてもあるので、今までのやり方を変えたときにうまくいかないことに直面することは少なからずあります。
実際やってみないと本当のところはわからない。特に、歯科治療のなかでも難易度が高い歯内療法においては、なおのこと、フォローアップの必要性を感じました。

はじめはメールなどでフォローしようと考えましたが、やはりそれだけでは不十分だと感じ、直接顔を合わせて実技を含めた勉強会でのフォローが必要だと思いました。そして、そんな思いから設立したのがyesです。

受講のメリットはずばりどこでしょうか?

講義で学んだことは、学んだだけでは役に立ちません。実際やってみて実践を通して自分のものにしていくものです。やってみて本に書いてあることや講義で聞くいたことが正しいのかどうかも、鵜呑みにせず本当かどうかを疑うことも大事です。実際に症例をやってみたときに、うまくいくところとうまくいかないところが明確になったところではじめて、具体的な質問や疑問が出てきます。

講師のほうである程度の臨床のアドバイスは行えるのですが、やはり実際にやってみて浮かんだ疑問や質問に対してのアンサーを返すほうが身に付きます。症例を持ってきていただいて、症例検討・症例相談を行うことで、頭でわかっていたことを手を動かして体で覚えることが技術の研鑽には欠かせないものだと思います。

また、一番大きいメリットは症例のシェアを通じて、自分がまだ経験していない症例を疑似対年できることだと思います。10人が症例をもってくれば、それで10人分の症例を疑似体験できるわけです。これはすごく勉強になる機会ですよね。今後、似たような症例に対峙した場合でも「こうすればいいんだ」っていう答えを知っていれば、焦らず適確に対処できます。実践に活かせる知識とかテクニックの習得したい先生には、ぜひ来ていただきたいです。

サイトをご覧の方にメッセージをお願いします。

歯科治療のなかでもエンドは、「すごく難しい」「面倒くさい」「わからない」と歯科医師が嫌がる三拍子が揃っている治療だと思います。これは、JIADSエンドコースの目的でもあるんですが、私はエンドの臨床が少しでも楽しく、やりがいのあるものだと感じていただくことをゴールに置いて講義を行っています。

我々講師が一番うれしいと思う瞬間は、受講生の先生方から「エンド臨床が楽しくなりました」という言葉をもらったときなんです。楽しくなれば今まで苦痛だった時間が楽しみに変わるわけですから、どんどんレベルアップしながら、ますます楽しくなってくるわけです。エンドが苦手という先生でも、yesに参加していただければ楽しく効率よくエンドの知識・技術を学べますので、興味がある方はぜひ受講をご検討ください。

  • ページの先頭へ戻る